羽生の一連の行動に疑問を呈する声も
羽生は日本だけでなく、フィギュアスケート強豪国のひとつである中国でも人気が高い。そのため、今回の結婚・離婚騒動では中国でも注目が集まっている。
「きっかけは2018年の羽生選手が2連覇を果たした平昌五輪。金博洋(ジン・ボーヤン)選手(26)が中国選手として過去最高の4位入賞を果たしたことで、中国国内でボーヤン選手への注目が高まりました。
同時に、ボーヤン選手が11歳、羽生選手が14歳のときに撮影されたツーショット写真や、2017年の世界選手権での仲睦まじい様子が映った動画がSNSで拡散。『彼の中国に好意的な印象を受けた』と“羽生人気”が爆誕したのです。その後、2人は2022年の北京冬季五輪にも出場し、エキシビションでも仲の良い姿を見せ、再び注目の的になりましたよ」(スポーツニュース編集者)
今回の騒動について中国版X『微博(Weibo)』を見てみると、羽生選手の英断を賞賛する声が多くありつつも、日本での反応とは異なる意見も散見された。なかには、彼の一連の行動に関して疑問を呈する厳しい意見も。
「メディアのせいにしてるけど、こんなことなら最初から妻の身元を寛大に発表したほうが良かったのでは?」
「良い感じに言ってるけど、自分のキャリアを選んで逃げたように感じてしまった」
「夫婦の形はそれぞれだから、羽生くんの決断は否定するつもりはない。でも正直、ほかの有名人夫婦との差を感じてしまった。どんなに世間から注目されても、ときには激しく反対や批判されても、お互いを手放さないカップルもいるからね」
中国では、女性を本当の意味で守れていないと感じる人が一定数いるようだ。
今回の離婚報道で、羽生選手と元妻の女性に“制限のない幸せ”が訪れることを切に願う。