佳子さまや皇室全体への風当たりを弱める目的
天皇家と佳子さまのご交流がしきりに報じられることについて、象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院の河西秀哉准教授は、こう見解を示す。
「独居騒動などで批判を浴びてしまった佳子さまですが、天皇ご一家としては“皇室内での摩擦はない”と国民に知ってもらいたいのではないでしょうか。“横のつながり”や仲むつまじい様子が報じられることで、佳子さまや皇室全体への風当たりを弱める目的も少なからずあると思います」
御所でのご面会から3日後の20日、皇宮警察本部音楽隊の創設70周年を記念する演奏会でもお会いになった両陛下と佳子さま。
「佳子さまが眞子さんと同じ轍を踏まず、国民から“祝福される”結婚を成し遂げられるように、皇室全体で模索していることでしょう。天皇家、秋篠宮家といったご家庭の壁を越えたお出ましを増やすことで、皇室の団結を強調するのみでなく、両陛下も“佳子さまを見守っている”というお気持ちを示されているのかもしれません」(河西准教授)