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ー 『チャンスの時間』が“千鳥再生工場”の登竜門か
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ー 『テレビ千鳥』の宮迫が登場しない宮迫回が大ウケ

 大悟(43)とノブ(43)のお笑いコンビ・千鳥は、テレビで見ない日がないと言っていいほどの活躍ぶりだ。そんな千鳥がいま、不祥事芸能人たちをプチ復活させる“千鳥再生工場”となっている。

 TKO木下隆行(51)、アンジャッシュ渡部建(51)、俳優の東出昌大(35)など、近年世間から叩かれていた彼らが、千鳥の番組に出演して以来、少しずつ活躍の場を広げているのだ。

 そして、満を持して次に千鳥が復活させるのは、元雨上がり決死隊の宮迫博之(53)かもしれない──。

『チャンスの時間』が“千鳥再生工場”の登竜門か

 木下、渡部、東出に共通しているのが、インターネットテレビ局・ABEMAで放送されている千鳥がMCの番組『チャンスの時間』への出演だ。

 地上波の番組だとスポンサーの兼ね合いなどもあり、不祥事芸能人は呼びづらいのかもしれないが、ネット番組はそういったしがらみが少なく、チャレンジングなキャスティングがしやすい。

 だが、ネット番組と侮るなかれ。『チャンスの時間』は番組側が公式で切り抜き動画を作成しYouTubeで公開。3人の出演回はかなりの再生数である。

 たとえば木下の動画は約460万再生、渡部の動画は約800万回再生を叩き出しており、昨月出演したばかりの東出の動画も公開から10日ほどで約50万回再生を記録している(いずれも12月2日現在)。

 東出は人気企画『ノブの好感度を下げておこう!』に、ノブと対談のような形で出演。

 ノブから「女いってる?」と尋ねられると、苦笑しながら「まぁ、いってます、いってます」と赤裸々に答えたり、不倫発覚当初は「ヤフコメとか見まくって」などと率直に吐露したり、素の一面を見せていた。

 この東出の出演回は当然、賛否両論あったのだが、彼が今までほとんど見せてこなかった表情が引き出されており、新鮮だったことは確かだ。

 千鳥は破天荒な芸風ながら、その人物の性格や状況などを的確に汲み取って、パンチの効いたワードセンスでおいしくイジる能力がズバ抜けている。そのため、不祥事芸能人たちの“禊が済んだ”と思わせられることもあるだろうし、千鳥の番組自体が彼らの取扱説明書(=イジり方)のような機能を果たしている。

 ちなみに、千鳥がメインを務めるNetflixオリジナルバラエティー番組『トークサバイバー!』にも東出(シーズン1)と渡部(シーズン2)は出演。特に渡部は不倫スキャンダルの自虐トークを連発し、『チャンスの時間』に続いて『トークサバイバー!』でも確かな爪痕を残していた。