目次
12月6日、お忍びで広島市を訪問された秋篠宮さま。家畜の研究者が集まる『家畜資源研究会』に出席するためである。
お忍び訪問に批判相次ぐ
「このお忍び訪問に対してネット上では“プライベートで税金を無駄遣いしている”などの批判が相次ぎました。
秋篠宮さまはニワトリなど家畜に関する研究をライフワークとされています。そのため、今回の広島訪問は“ご趣味のため”と受け止めた国民は少なくなかったんです。
確かに、実際に現場に赴かなくてもオンラインで出席することも可能でしょうから、わざわざ現地に行く必要性がありません。また、皇太子と同格の皇嗣というお立場の方の外出ですから、当然警備も堅固となることも批判の材料となってしまいました」(皇室ジャーナリスト)
地方に行く際には、当然その分の警備費用がかかる。その原資は税金。物価高で生活に苦しむ国民の反感を買ってしまったのだろう。
批判の背景について、名古屋大学大学院の河西秀哉准教授は、こう分析する。
「自由が制限されている皇族にとってライフワークは大切なことですし、単なる趣味ではありません。天皇陛下は水問題をライフワークとされており、世界の課題について私たちに気づきを与えられています。しかし、眞子さんの結婚騒動以降、秋篠宮家は逆風の中にあります。そうした状況下でのライフワークは、まるで奔放な行動のように捉えられてしまい、批判につながったのだと感じます」