「まだまだ制服を着たい!」
本田:あのとき平泉さんがアドバイスしてくれたのも、もしかしたら偶然だったのかもしれませんが、私にとっては運命のような必然だったと感じています!
澤井:他にも好印象だった方はいましたか?
本田:香取慎吾さんは、とても紳士で素敵な方でした。香取さんとは子役時代に共演したのが初対面でしたが、当時は私が子役だったこともあり、周りから子供扱いされることも多かったんです。その中で香取さんは、私が小さくても「1人の俳優」として対等に接してくれる方で、もうそれがカッコ良かったです!
澤井:香取さん素敵ですよね! 僕は『まつもtoなかい』の構成作家も担当しているんですが、ゲストで出演してくださった時に、とても素敵な方だと感じました!
本田:また香取さんに再会したい!
澤井:高校を卒業されて一人暮らしも始めた中で、いま特に、芸能活動でやりたい仕事はありますか?
本田:いまはありがたいことに、俳優業など色々とやらせてもらっているので、これからも色々なことに挑戦していきたいです。高校を卒業したら、「まだまだ学生役を演じて制服を着たい」とさらに思うようになりました!
澤井:まだまだ心配しなくても大丈夫ですよ!
本田:ありがとうございます。ただ、いままでは年上の方と接する機会が大半でしたが、これからは私より年下の方が増えてくるので、上手く接することができるようになりたいですね。
澤井:たしかに、僕も年上と接する方が落ち着くんですよね。
本田:わかります。私はきょうだいも上が多かったので、年上の方と接するのは慣れているのですが、年下の方は慣れていないぶん逆にドキドキしてしまいます。
澤井:逆に後輩とのつながりも出来ると考えれば、期待が膨らみますね。本田さんもまだ19歳ですし、これから色々と変わってくる時期ですよね。
本田:仕事に対する姿勢はだいぶ変わりました。小さい頃は何事も一生懸命で、寝る時間を惜しんでフィギュアの練習をしていましたが、いまでは休憩することで仕事の質も高まると実感しました。これからはオフの時間を大切にしながら、20代を過ごしていきたいですね。
澤井:これからの活躍がますます楽しみです。今日はありがとうございました!
本田:ありがとうございました!
構成・文/佐藤隼秀 衣装協力「ジョイフル恵利」「振袖ハクビ」