朝、起こしてくれる人と住みたい

 ドラマの舞台はシェアハウス。自身は、他人との共同生活は無理かもという。

「もしシェアハウスに住むとしたら、朝が壊滅的にダメなんで、思いっきり起こしてくれるメンバーがいたらうれしいですね。うざいなって思うくらいのレベルで起こしてくれないと本当に目が覚めないので。あと食生活アドバイザーの資格を持っているので、シェアハウスのメンバーにはチキンステーキや赤身のハンバーグを振る舞いたいですね。素材を選べば脂質やカロリーを少なめにできるので、そのへんのアプローチをしたいなと」

 '23 年は中島にとって社会派の作品が続いたが、'24 年、20代最後の年はラブストーリーからスタートとなる。シェアハウスならではの距離感ゼロな恋模様に、高校2年生の美己との年齢差ラブも見どころだ。

「どうもラブストーリーが得意だと思われているらしく(笑)、責任を感じますね。今回は、年齢差という障壁があるから、ヒロインとの距離の詰め方やコミュニケーションの取り方も、今までと同じにはならないように頑張っています。

 せっかく20代の最後にいただいた作品なので、いま一度、青い心を取り戻して、皆さんが本気で楽しめるものが作れたらと思いますね。ただ、自分から仕かけてキュンキュンさせるというより、あくまで自然体の29歳として、女子高生である美己の憧れの大人になれたらなと。難しいシチュエーションですけれど、好きという気持ちの重さを背負っている年上の松永のことを、皆さんぜひ応援してください」