体調不良の前兆も
一方で、体調不良の前兆も見受けられたという。
「前回お会いしたときと比べて、お痩せになっていたように感じました。お会いしていなかった期間、秋篠宮家はいろいろなことがありましたから、ご苦労なさっているんだなと」(益田さん)
公の場では気丈に振る舞う反動からか、私生活ではつらそうになさる一面も。
「眞子さんの結婚問題に悩み、お住まいで涙を流されていたこともあったそうです。さらに“娘を守れていませんね”と弱音を吐かれたことも。また、'22年にはかなりお疲れのご様子で、首を痛めてつらそうにしていらっしゃるお姿もたびたび見受けられました」(秋篠宮家関係者)
普段はあまりプライベートを明かさない秋篠宮家。今回、体調不良の公表に至ったのには、ある狙いが─。
「秋篠宮家は、情報をうまく“操る”傾向があるように感じられます。というのも眞子さんが結婚騒動の心労から『心的外傷後ストレス障害(PTSD)』を発症された際は、国民からの批判を抑えるためか、早急に発表を行いました。
しかし、秋篠宮家の最側近である皇嗣職大夫の定例会見で、記者が少しでもご家族に関する私的な事柄を訪ねると“承知しておりません”と口をつぐむそうです。今回に関しては、度重なる秋篠宮家への批判による紀子さまの心労をアピールすることで、国民からの批判を和らげようとしていたのかもしれません」(前出・皇室ジャーナリスト)
皇嗣妃の異例公表は、国民の目にどう映ったのだろうか。
小田部雄次 静岡福祉大学名誉教授。日本近現代皇室史を専門とし、『皇室と学問 昭和天皇の粘菌学から秋篠宮の鳥学まで』など著書多数