胸をときめかせ死ぬまで元気な女性に

 さて、こんな南さんの胸をときめかせてやまないのがあの平野紫耀くん。ファンクラブにまで入会したほどだそうだが、女性ならばいくつになってもイケメンに胸ときめかせていたいもの。いつまでも元気で老け込まずにいるためにはいったいどうしたら?

映画『かぐや様は告らせたいファイナル』直前イベントでの平野紫耀('21年8月)
映画『かぐや様は告らせたいファイナル』直前イベントでの平野紫耀('21年8月)
【写真】フリーアナウンサー・南美希子が胸をときめかせている男性アイドル

「とにかく外に出ること。縁側で猫の頭をなでているようなのが一番ダメ。老け込むだけです!

 社会性を持つことが第一。仕事を持ち続けることが一番ですが、もちろんボランティアだっていいと思いますよ。私もいつかボランティアで、子どもに読み聞かせができたらなあと思っています」

 抗加齢医学会の司会を長く務めており、強く心がけているのが「歩く(散歩)」こと。それにベストセラー『80歳の壁』の著者・和田秀樹医師との対談で聞いた「ルーティンを破る」を加えた南流アンチエイジングを実行中だ。

 ポイントは、九星気学でいう吉方位(その方向に出かけるだけで幸運をもたらしてくれるという方向)を教えてくれるアプリをスマホにインストール、それに従って歩く(散歩)コースを決めること。

「吉方って日々違うんです。昨日は北東、今日は西という具合に。それに従って歩くんですが、方向が違うと見える景色も変わります。散歩がルーティンでなくなって、気分もリフレッシュされますし、新たな発見ができます」

 南さんが学んだ九星気学には、「吉の貯金」という考えがあるそう。吉方位に行くだけで幸運が貯金できるという考えだ。

「散歩って“今日は面倒だからやめよう、天気が悪いからやめよう”とか思いがちですが、吉を貯金していると思えば続けることができます」

 吉方位からのエネルギーも頂戴したい。

「吉方位で何か飲み食いするといいそうです。1.5~2キロも歩いたら、コンビニでも自販機でもいいから温かいものを買い、飲んで帰ってきます」

 新入社員時代にやらされた発声練習も再開した。

「言語が明瞭になって、電話で聞き直されることがなくなりました。実はノドボトケも老化して、お尻同様下垂するんです。発声練習はそれの予防になりますし、なにより顔のたるみ予防になりますよ」

 これなら68歳で大恋愛も不思議じゃない!『週刊女性』の表紙に、『南美希子、結婚!』の見出しが躍るのも遠くない!?

南美希子さん(みなみ・みきこ)●元テレビ朝日アナウンサー。1986年に独立。以来、テレビコメンテーターなどさまざまなメディアで活躍中。近著に『「老けない人」ほどよく喋る』(ワニブックスプラス)がある。
南美希子さん(みなみ・みきこ)●元テレビ朝日アナウンサー。1986年に独立。以来、テレビコメンテーターなどさまざまなメディアで活躍中。近著に『「老けない人」ほどよく喋る』(ワニブックスプラス)がある。
南美希子さん(みなみ・みきこ)●元テレビ朝日アナウンサー。1986年に独立。以来、テレビコメンテーターなどさまざまなメディアで活躍中。近著に『「老けない人」ほどよく喋る』(ワニブックスプラス)がある。

取材・文/千羽ひとみ