「カメレオンが過ぎる」役作り
一方、『さよならマエストロ』の古谷というキャラクターは、市役所勤めとあって清潔感があり、眼鏡の下では柔和な笑顔を浮かべている。そのため、第1話を視聴したネットユーザーからは、
《玉山鉄二さんがイモ男で全然気づかなかった》
《イケメンオーラを一気に消しててちょっとわからなかった 凄い》
《こんなに存在感消せるのかよ…玉山鉄二…》
《玉山鉄二って髪型とヒゲとメイクでほんと誰かわからなくなるな カメレオンが過ぎる》
《太ったの…? 役作り的な?》
《玉山鉄二はキャストクレジットが出るまで分からなかったな。髪型もそうだが明らかに顔もふっくらしていて、次元大介とは別人だ》
といった書き込みが続出。なお、古谷は「晴見フィルハーモニー」の団長かつファゴット奏者だが、オーケストラや吹奏楽に詳しいネットユーザーの間では、
《ファゴット奏者を玉山鉄二さんにしたのグッジョブ》
《玉山鉄二さん、ファゴット奏者感が出すぎている》
《ファゴット吹きにいそうな雰囲気》
という意見も出ており、キャスティングおよび本人の役作りは大成功のようだ。
『下剋上球児』は第2話以降しばらく視聴率を落としていただけに、『さよならマエストロ』は右肩上がりに期待したいところ。しかし、第1話で古谷と志帆の“怪しい関係”を匂わせる描写もあり、ネット上には《不倫なのか!?》《不倫要素いらないんだけど》との声も。
また、響が俊平を拒絶しているという設定にも、《早く親子仲直りして〜》《親子間に何があったのか早めに描いて欲しいな。じゃないとずっと不機嫌な芦田愛菜にイライラしてまう》といった反応を見せるネットユーザーが散見され、ここに古谷と志帆の不倫設定まで加わってしまうと、視聴率にも影響が出てきそうだ。
玉山演じる古谷は、この先どんな活躍を見せていくのか――。