売春防止法違反の疑い(欺きによる売春と対償の収受)で警視庁池袋署が1月10日に逮捕したのは東京都八王子市のフードデリバリー配達員・相沢龍誠容疑者(25)だ。
SNSで知り合った10代女性A子さんに「同棲するためには資金が必要だ」などとウソを言って東京都豊島区内のホテルで遊客男性と1回4万円で性交させ、得た金を埼玉県川口市内のコンビニ駐車場で受け取った疑い。
「若いからパパ活や売春をすれば稼げるよ」
などと言ってSNSで客を募らせていた。
1日2人…10代女性に買春強要で1000万円荒稼ぎ
「逮捕案件は昨年5〜6月のこと。当時は別の女性と同棲中で、A子さんと同居する意思などないのに“今週いくの1日2人でいいよ”などと売春を強要していた。A子さんは昨年5月までの1年間に1000万円以上を容疑者に渡したと説明しており、捜査当局は詳しい経緯を調べている」(全国紙社会部記者)
毎月、カレンダーで売春する日に印をつけた画像を送らせ、回数が少なければ「何でサボるんだ」と叱りとばし、思うようにならないと「じゃあ別れよう」と迫った。
警察の取り調べに対し、「本当に同居するつもりだったのでダマしてはいない」などと容疑を否認している。
しかし、A子さんがいくら金を渡しても同棲の約束は果たされず、昨年7月に警察に被害相談した。
相沢容疑者の妻に話を聞くことができた。同棲を経て結婚に至ったばかりという。
「私がリュウセイと付き合い始めたのは昨年4月でした。彼は親が経営する不動産会社で手取りで月60万円もらい、池袋のタワマンに住んでいると話すんです。あとでわかるんですが全部ウソ。タワマンに行こうとすると“散らかっているから”“退去手続き中”などと拒みました。何度も浮気されながら、そのたびに“もうしないから”という言葉を信じてしまい、求められるまま昨年11月に結婚したんです。それでもやっぱり浮気されました」(容疑者の妻、以下同)