連ドラとしては約20年ぶりに復活する『大奥』(フジテレビ系)。小芝風花が第10代徳川家治の正室・倫子というヒロインを務め、京都ロケで撮影が行われている。
「水分補給ができない」
「小芝さんは御朱印帳を買ったそうで、休みの日に神社巡りをすると張り切っていました。でも、時代劇の撮影は過酷で、着替えやヘアメイクがとにかく大変。トイレに行くと着物の衣装直しに時間がかかるため、着物姿の出演者は、舐めるくらいしか水分補給ができません。きらびやかになるほど着物は重くなり、小芝さんは“筋肉痛になりそう”と、ボヤいていました」(スタイリスト)
月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジ系)はファンタジーラブストーリー。永野芽郁演じるヒロインが、愛する男性の命を救うために自分の“心”を差し出す。
「相手役は山田裕貴さん。放送に先駆けて、第1話の完成版を永野さんと一緒に見ることを約束していたそうですが、山田さんは先に見てしまったんだとか。永野さんからは“裏切り者!”と、怒られてしまったそうです」(ドラマスタッフ、以下同)
ヒロインの故郷ということで、1か月間、長崎でロケが行われた。
「永野さんは現地のエキストラさんに地元のオススメを聞いていました。長崎ちゃんぽんは、ほぼ毎日食べていたそうですよ。地元の人がカステラを差し入れてくれたこともあって、長崎を堪能できたのでは」
『さよならマエストロ 〜父と私のアパッシオナート〜』(TBS系)では、西島秀俊が天才指揮者といわれながらも、私生活ではポンコツの父親役、芦田愛菜がしっかり者の娘で共演中。
「天才子役と呼ばれた芦田さんは、今回も役を作り込んでいました。でも、階段を駆け上がるシーンでコケてしまうという可愛らしい失敗も」(前出・テレビ誌ライター、以下同)
過去の出来事から父と娘には確執があるという設定。
「仲の悪い役柄だと待機中にあえて距離を置く役者さんも多いのですが、現場での2人は和やかな雰囲気。撮影の合間に、オヤジギャグが飛び交うことも。もちろん役への取り組みはみんな真剣。オーケストラの団員役で、楽器経験のない津田寛治さんや新木優子さんなどはクランクインの2か月前から練習を始めていました」