高校生のころから研鑽を積まれてきた
公式の昼食会は今回が初めてだったものの、高校時代から研鑽を積まれてきた賜物だという。
「愛子さまご自身も、'18年7月にイギリスの名門・イートン校へ短期留学されたことがおありです。こうしたご経験から外国の方と交流する際のコツを習得されているのでしょう。急きょ決まった昼食会へのご出席でしたが、愛子さまにとっては準備万全だったのだと思います」(つげさん、以下同)
昼食会でのひたむきな姿には、母・雅子さまへの憧れが表れていたといい、
「昼食会のテーブルにはケニアから輸入したバラが置かれていたり、愛子さまはケニアの公用語であるスワヒリ語で挨拶されるなど、ご一家の相手国への敬意が感じられました。愛子さまは雅子さまのことを尊敬しておられるので、お母さまのように国際親善の場で力を発揮したいとの思いがあったのではと思います」
さらに、愛子さまのご出席には大きな意義があったとつげさんは続ける。
「愛子さまが出席されたことで場が和やかになったと思います。特に雅子さまは、いつにも増して笑顔が際立っていたように見受けられました。
それから、ケニア大統領夫妻にはお子さまがたくさんいるので、両陛下の愛娘である愛子さまがいらっしゃることで、自分たちの子どもの話をするきっかけとなったでしょう。
宮中の昼食会は社交儀礼になりがちですが、プライベートな話を交えることで親しみが生まれ、心の距離が縮まります。今回の昼食会は、愛子さまの存在によって、国と国との友好関係が一層深まることにつながったでしょう」