「そろそろ日本も女性をリーダーにしてもいいのでは」
昨年夏ごろから永田町界隈では、上川陽子外務大臣を推す声が増えているという。
「JNNが2月に行った世論調査でも『次の総理にしたい人』の3位に上川大臣が浮上しました。岸田さんの支持率が右肩下がりで自民党に批判が集まる中、女性首相の誕生に注目が集まっています」(民放ディレクター)
ポスト岸田は上川首相と期待も高まるが、
「永田町は男の世界。いまだに容姿や年齢で差別を繰り広げています。かつて小池百合子東京都知事は都知事選中、石原慎太郎元知事に“厚化粧”と言われ、それを逆手に取って勝利を収めました」(同・前)
ルッキズムが蔓延している永田町で、女性芸能人が首相に就任したら─。そんな夢物語を1000人の女性読者に考えてもらいました。この人ならこんな世界にしてくれるのでは。
天然キャラが功を奏す?
「周囲のおじさんたちが何でもやってくれそう」(神奈川県・42歳)、「少し抜けてる人が首相をやったほうが、政治家も国民も“頑張って助けないと”と思って良さそうだから」(奈良県・21歳)
5位にランクインしたのは、女優の綾瀬はるか。多くの女性が支持した理由は、その天然さと美貌。
「綾瀬さんは美人で天然だけど演技もうまい。政界の狸親父どもを化かせるのでは?」(長野県・39歳)、「美貌があっても物言う女をおじさんは嫌うから綾瀬はるかちゃんくらい天然だったらおじさんたちも知らないうちに女性に有利な法案を通してくれそう」(埼玉県・36歳)
進めてほしい政策に言及した人も、
「綾瀬さんは広島出身で原爆の取材なども重ねています。番組中で何度も美しい涙を流されていた。もう二度と戦争を起こさないよう動いてくれることを期待」(長崎県・69歳)
続く4位は復活を遂げつつあるタレントの山田邦子。
「M-1グランプリを見ていて周囲を冷静にちゃんと見られる人だと改めて思った」(東京都・62歳)、「天下を取り、落ちて、また上ってきた人だから信頼できる。芸能界で天下を取った経験は首相になるより難しいと思う」(静岡県・64歳)
邦ちゃんに望む政治は?
「乳がん政策に長く協力していた。がんを患ったとき、山田さんの発言に勇気づけられた。女性に優しい政策を進めてくれそう」(栃木県・51歳)
かつてない総理になりそうだ。