「THCHとは、大麻に含まれるカンナビノイドという化学物質のひとつ。数年前に海外の研究チームが成分の単離に成功。今回、田中さんが所持していたというリキッドもそうですが、商品化が進みました。
以前は合法でしたが、幻覚作用などを理由に日本では'23年8月より指定薬物となり、輸入・製造・販売、そして所持・使用などが禁止されています」(全国紙社会部記者)
薬物以外の問題は“金”
「知らなかった」で済まされる話ではないが、田中は本当に知らなかったのか……。
「いや、当然知っていたと思いますよ。彼はSNSへの投稿をストップしていますが、閲覧はしています。THCHなどを販売する“合成大麻ショップ”のアカウントをフォローしたり、チェックしている。この界隈では大麻に関する規制に否定的な人も多く、実際に彼がフォローしているアカウントもそういう話題を何度も投稿していますし」(前出の女性)
田中がフォローしたアカウントはその当時、《元カトゥーンの人にフォローされた。うちのTHCH吸ってみてほしいな》とうれしそうにコメントしていた(投稿は規制前)。
田中の所持が発覚したのは昨年11月のこと。確かに規制からそれほど時間はたっていないとはいえるが……。知人女性は、
「単純に“お金”が理由だと思いますよ。薬物以外の彼の問題がお金。数万円ずつ貸して、総額50万円くらいになっていますが、一向に返ってきません。私以外にも細かいお金をいくらかって感じで他の人からもどんどん借りていると聞いてます。変な話、彼は大麻に関して“本物”を知っている。
今は大麻もTHCHも規制の対象。なのにTHCHのほうをやっているのは、大麻よりさらに安く手に入るからなんでしょうね。いずれにせよ人にお金を借りて、手に入れるという手法は変わらないと思います」
『ダメ。ゼッタイ。』は彼の耳には届かない……。