群馬に工場を作ったワケ
実際の工場では原料を混ぜる工程や、配管を通る製造工程など、物理的に見えない部分があるため、その部分をCGやアニメーションで表現したという。
世界中で販売されているのに、工場が3か国にしかないのは意外な事実。群馬工場では、日本市場に向けての商品を生産しているというが、なぜ群馬県を選んだのだろう?
「ビジネスパートナーのタカナシ乳業の生産拠点があったことに加え、大消費地の首都圏に近い地の利を考慮し、群馬県を選びました」
工場が群馬県にあるということで、ほかの県に比べて安く買えるというSNSの書き込みがあったが、実際はどうなのだろう? 群馬に住んでいたことがある人に話を聞くと、
「確かに東京と比べて安いかも。カップやクリスピーサンドが200円くらいで買えたと思う」
希望小売価格が、カップとクリスピーサンド共に税抜き325円なので、これはかなり安い! しかし、広報に聞いたところ、
「希望小売価格は、地域によって変更しておりません」
とのこと。単なる“都市伝説”なのか、販売店の企業努力なのか……。群馬を訪れた際は価格にも気をつけながら、ハーゲンダッツを楽しんでみてはいかが?