容疑者は“厄介者”をターゲットに?
「管理人室にいつもいるのは奥さんで、ゴミの分別などをきちんとやる仕事熱心な人。容疑者は管理人室にほとんどいないし、人相も悪かったから、ほとんど話したことがない」(同マンションの住人)
一方で、“気さくないい人”という声も。
「私が散歩していると犬を可愛がってくれたし、とても親切だった。だから彼(容疑者)が放火魔だったなんていまだに信じられない」(別の同マンションの住人、以下同)
容疑者と妻は20歳以上の年の差があったのだが、
「年上の奥さんが“彼はメンタルが弱いから”と言っていました。姉さん女房として支えていたのかな」
近隣住民は、放火は“単なる愉快犯ではない”とも。
「放火された60代男性は、管理人に“マンションの前に止まっている車をどけろ”など、ああしろこうしろと要求する“クレーマー”だった」(近隣住民、以下同)
実は事件が起きた同マンションの別の部屋でもボヤ騒ぎが起きていたのだが、
「40代の無職男性が住んでいて、昼間からマンション前に座って酒を飲んだり、音楽を爆音で流したりするちょっと困った人だった」
容疑者は“厄介者”をターゲットにしたのか─。
とはいえ、消防団に所属していたにもかかわらず、放火という凶行に走った男に同情の余地はない。