しかし、沙也加さんの訃報から2年たった'23年12月、『週刊女性』が沙也加さんの所属事務所の代表である聖子の兄に電話で話を聞いたが、
「前山さんからの連絡はいっさいありません。沙也加のマネージャーも、連絡は来ていないと言っています」
と語っていた。
「ふざけるな」関係者の思い
沙也加さん亡き今、真相はわからない。だが、前山の知人はこんなことを明かす。
「沙也加さんが亡くなった後も、前山さんは俳優仲間らに“飲みに行こう”と連絡していました。一方で“今後は事務所に所属せず、個人で活動していく”とも語っていたとか。昨年からは旧知の芸能関係者に“一緒に仕事しませんか”と連絡していたそうですけど、国内ではめどが立たなかったのかもしれません。だからこそ、韓国での俳優復帰をもくろんでいるのかも。投稿を見ると、今は日本に戻ってきているようです」
今後の予定について、前山が監査役として名を連ねる親族の会社に電話をした。電話口に出た男性は、
「どこの誰? もう一度名前を言って。オタクらのせいで迷惑しているんですよ。聞いてます? 弁護士に相談しますから」
そう一方的に話すと電話を切った。
聖子やその関係者たちは、前山についてどう思っているのだろうか。
「聖子さんの兄や沙也加さんの事務所関係者は、どうしても前山さんを“許せない”という気持ちが強くある。前山さんが芸能界への復帰に向けて動いているというニュースを見て“ふざけるな”と思っているはず。それはきっと、聖子さんも一緒だと思います」(芸能プロ関係者)
聖子が歌ったクラプトンの曲には、こんな歌詞がある。
「天国で再会したら、同じあなたでいてくれるかな」
聖子の脳裏には、幼かった沙也加さんを抱いた思い出が鮮明に蘇って─。