不倫で職を失ったセンセイたち
「2003年、自民党の幹事長だった山崎拓氏のスキャンダルは世間をにぎわせました。元ホステスの愛人女性が常軌を逸した変態行動を『週刊文春』に告発したんです。その中では、女性の母親とのプレイを要求する姿まで暴露されていた。山崎氏は《事実無根、告訴する》と言ったものの、報じた側に軍配が上がり、山崎氏はこの年の11月に行われた総選挙で落選してしまいました」
最後は、不倫スキャンダルで短命内閣となったこのセンセイ。
「1989年に、首相に就任した宇野宗佑氏でしたが、自身の愛人問題が報じられ、わずか69日で首相を辞任。《「月三〇万円」で買われたOLの告発》という記事がきっかけでした」
開き直る裏金議員や不倫議員の名前は、次の選挙まで覚えておきたいものだ。今井絵理子氏のように比例区のみで当選する“ゾンビ議員”もいるが─。次の選挙までに、不祥事議員の政党名も併せてチェックしておきたい。