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ー Z世代を中心にタイパが流行
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ー Z世代に浸透した理由

 

 マツコ・デラックスが、3月25日に放送された『5時に夢中!』(TOKYO MX)に生出演。「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視する若者に物申した。

Z世代を中心にタイパが流行

マツコデラックス
マツコデラックス

 この日の放送では、帰りの挨拶などを「タイパ」が悪いと考え、あえてしない新入社員などの若者が増えているという記事を紹介。先輩や上司に「お先に失礼します」と退勤の挨拶をしてしまったばかりに雑談に巻き込まれ、帰宅が遅れる可能性もある。これが「タイパ」が悪いとされる理由で、若者は挨拶をせずにそっと帰宅し、自宅でSNSや動画を視聴する傾向にあるという話だった。

「タイパは『タイムパフォーマンス』の略で、1990年代半ばから2010年代初めにかけて生まれたZ世代を中心に、『短い時間でどれだけ効果や満足度を得られるか』という視点が重視されています。2022年の7月頃から、このトレンドがメディアにも取り上げられるようになりました」(広告代理店関係者)

 マツコは、「タイパ」という言葉に対して「なんだそれ!」と不快な様子。MCの大島由香里アナウンサーが「最近の若者は、時間を奪われることをすごく嫌う傾向がある。なのでSNSも短い動画にシフトしつつあるっていうことなんだと思うんですけど……」と説明すると、マツコは「でも、それで意味もない短い動画を何時間も見てるんだったら、それってタイパっていうの?」と疑問を投げかけた。

 マツコの率直な意見に対し、SNS上ではさまざまな意見が寄せられている。

《挨拶はタイパ悪いかもしれないけど、後々叱られたり文句言われたりする時間のがよっぽどコスパもタイパも悪いってことに気づけてないから可哀想》

《挨拶しないのはただ失礼なだけだと思いますけどね 若い子全員が挨拶しないわけじゃないけど、挨拶しない子は仕事できない》

《黙って帰る人は中高年にもいます。そういう人は、いざというときに信用出来ません》