「おとなしくて、真面目にやっている子でしたよ。悪さなんて、しない子でした」
野球のポジションは外野で、
「特に上手くもなく、かといって下手でもなく、ごくごく普通の選手でしたね。彼の同年代はもう大学生を卒業して、社会人になっています。容疑者もてっきり地元にいると思っていたんですが、ショックで……」(同・関係者)
学業のかたわら、『蓮士』という名前でホストクラブに勤務していた。柔和なイケメンの“幹部補佐”という肩書きで、店の売り上げ2位になったことも。容疑者のSNSによると、趣味は歌舞伎で、好みのタイプは“18才から100才”としていたが、未成年に手を出してしまった。
同店を訪ねたが、2日にわたって休業中。
「未成年者を入れて酒を飲ませ、金をとっていたんだから、そりゃあ営停(営業停止)でしょう」(風俗店関係者)
アイスティーだけガブガブ飲んで1万円
トー横界隈にいた10代の少女を取材した。容疑者のことは知らなかったものの、自身もホストクラブに行ったことがあったようで、
「キッズの中にはホストもいて、ときどき誘われたことがあります。1回だけ入ったけど、初回はアイスティーだけガブガブ飲んで、1万円だった。2回目からは高いから、行かなかった」
最近のホストクラブ事情については、
「以前から未成年の出禁はあったけど、ユルユルでした。最近は身分証提示が義務づけられているし、売掛金も禁止。ホストにも客との恋愛禁止など、一段と厳しくなっているみたい」(同・10代女性)
容疑者も店も店名通り、“最悪の終わり”に追い込まれるのかもしれない。