広瀬アリスの制服ヒストリー

 ここで広瀬の制服ヒストリーを追っていこう。広瀬は小学6年生の時、地元静岡のお祭りでスカウトされたことをきっかけに、2008年に映画『死にぞこないの青』で女優デビュー。2010年には15歳にしてドラマ『明日の光をつかめ』で、フジ系昼ドラ史上最年少ヒロインに抜擢された。

 作中では明るく快活な高校生の役を演じ、当然年齢的に違和感を感じることはなかった。その後、2012年放送のドラマ『黒の女教師』でも当時の自身と同い年の高校生の役を演じ、ここまでは年齢相応だったと言えるだろう。

 しかし、なぜかここからも広瀬の制服出演は続くことに。2017年には株式会社朝日新聞社のCMに出演。CMは3シリーズ放映され、主婦、紳士姿の他に男子高校生コスプレも披露した。また同年公開された主演映画『氷菓』は学園ミステリーもので、セーラー服姿で出演。そして2019年の月9ドラマ『ラジエーションハウス』では新人放射能技師という役柄を演じたが、第4話の過去の回想シーンでまたもや制服姿を披露している。

「なぜか制服を着るシーンが多い広瀬さんですが、本人もそれは自覚しているようです。過去には自身のSNSでも制服を着る機会が多いことに触れ、《もう、スカートの丈は長めでお願いします》と発言していました」(前出・芸能ライター)

 2021年に放送されたドラマ『知ってるワイフ』のインタビューでは、《制服はもう恥ずかしい。何だかんだで毎年お芝居で着ているのですが、年々恥ずかしくなっていきますね(笑)》と語っていた広瀬。この制服推しは一体いつまで続くのだろうか。