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石川県金沢市に本拠を構える不動産会社「のうか不動産」。“日本一マメな不動産屋”をモットーに、1978年の設立以降、金沢大学や金沢美術工芸大学などの学生たちの部屋探しをはじめ、長年地域に密着してきた会社だ。そんな老舗があるSNSの投稿によって窮地に陥った。
《時代錯誤も甚だしい》
「きっかけは4月14日の、とあるXのユーザーによる1枚の写真の投稿です。のうか不動産の店舗前に掲出されたのぼりを撮影しており、そこには《部屋が古くて初体験が遅れてる。》という文章が掲載されていました。これが“不適切である”とのうか不動産への批判が殺到したのです」(全国紙記者)
実際、のうか不動産の公式Xではもりの里店の前に掲出された当該のキャッチコピーを確認でき、ほかにも、
《部屋がダサくて恋もできない。》
《部屋が寒くて彼女の心も冷めた。》
というのぼりが掲出されていた。さらに、Xの別のユーザーがのうか不動産の看板広告の写真を投稿。そこには、
《美大生は歓迎!美人女子大生も大歓迎!!(笑)》
などという、目を疑うようなキャッチコピーが書かれていた。
これに対し、ネット上では、
《女性にも男性にも極めて失礼な不動産屋》 《時代錯誤も甚だしい》 《芸も品もない》 《モラル以前にマーケティングとして失敗してる》 《内部でこれは駄目でしょうって言える人が居なかった事が一番怖い》
などと、会社としての資質を疑う声まで上がってしまう始末。