余分なものは身体の外へ野菜の力で美しく
サラダ生活5:シミ、シワ、たるみと無縁の美肌。毒出し&腸内環境の改善で20年以上体重もキープ
ランチなどで手軽に品質のいい野菜をとれるようにしたいという思いから、サラダショップを開業した経験もある蘆田先生。野菜や調味料には強いこだわりがある。
「とにかく身体にいい素材を厳選して提供していました」
現在はオンライン販売に移行したが、当時のレシピで作るサラダが家でも定番となっている。
「よく食べるのはパクチーです。加工食品や魚介類の摂取により体内に有害重金属が蓄積されている懸念がありますが、パクチーにはカドミウムや水銀などを体外に排出するキレート作用があります。
皮膚や粘膜を健康に保つβカロテンや、抗酸化作用でシミを防ぐビタミンCも豊富で美肌キープにも欠かせません」
質の良いオリーブオイルやえごま油を酸化しにくい少量サイズのボトルで購入。お酢は国産酢。砂糖は血糖値を上げにくいココナッツシュガー、塩はマグネシウムの含有量が世界一多い“ぬちまーす”。これらをベースにドレッシングを作っている。
サラダを継続して食べるようになって肌の不調はもちろん、便秘もなくなり体重は20代のころと変わらないそう。
「野菜の水溶性食物繊維は善玉菌を増やし、不溶性食物繊維は腸内の老廃物をからめとるなど、“美腸”の味方に。旬の野菜などを選び、自分好みの調味料で味に変化をつけると、おいしく楽しく続けられます」