『虎に翼』伊藤沙莉の「はて?」「スンッ」に流行の兆しも、避けたい歴代NHK朝ドラ“口癖”の失敗「ふぎょぎょを覚えている人がいますか？」

『虎に翼』で伊藤沙莉が演じるのは日本で初めての女性弁護士

【写真】総額20万円の“勝負服”で演出家彼氏とのデートを楽しむ伊藤沙莉

『虎に翼』で伊藤沙莉が演じるのは日本で初めての女性弁護士

伊藤沙莉が主演を務めるNHK連続テレビ小説『虎に翼』（番組公式Xより）

『虎に翼』 毎週月～土、朝8時～（NHK総合）ほか放送中

朝ドラ『虎に翼』の主題歌を担当する米津玄師のアーティスト写真（インスタグラムより）

10月28日、蓬莱が演出した舞台を観劇後、劇場から出てきた伊藤沙莉と蓬莱竜太。伊藤はハイブランドの服とバッグを身に着けてキメている

「じぇじぇじぇ以来の流行語になりそう」

　と、早くも目されているのが4月スタートの朝ドラ『虎に翼』ヒロインの口癖だ。

歴代朝ドラヒロインの口癖

「伊藤沙莉さん演じるヒロインの寅子は思ったことをすぐ口にする性格で、理解できないことに“はて?”とつぶやき、人々が公の場で急におしとやかになることを“スンッ”と表現する。これがウケて『あまちゃん』（2013年）以来の朝ドラ発流行語になりそうだといわれているんです」（スポーツ紙記者）

　一方で、危機感を覚えるドラマウォッチャーも。

「ウケたからといって多用しすぎの感が否めません。『あまちゃん』の“じぇじぇじぇ”以降、朝ドラではヒロインの口癖を流行らせようとする制作側の意図が見え隠れして、しらけるんです」

　と言う。『あまちゃん』以降の朝ドラヒロインの口癖を振り返ると─。

「いい線までいったのは、『あさが来た』（2015年）のヒロイン・あさ（波瑠）が驚いたときに使った“びっくりぽん”。ドラマがヒットしたこともあり、話題を集めました。『花子とアン』（2014年）のヒロイン・花子（吉高由里子）の“こぴっと”も当時NHKが推していましたがそれほど浸透しませんでした。

『半分、青い。』（2018年）のヒロイン・鈴愛（永野芽郁）の“ふぎょぎょ”を、覚えている人がいるでしょうか。当初は話題に上ると思ったのか多用していましたが、ドラマの終盤はまったく言わなくなりました。『とと姉ちゃん』（2016年）のヒロイン・常子役の高畑充希は制作発表の会見で『“どうしたもんじゃろのう”が（流行語になるように）推していきたい』と語りましたが不発に終わりました」（ドラマウォッチャー、以下同）