“芸能人”気どりと感じる人も
世界ジュニア選手権を14歳で制した本田は、シニアデビュー戦の「USインターナショナルクラシック」でも優勝。その後の活躍も期待されていたが、残念ながら目立った結果を残すことはできなかった。
宇野昌磨との交際が大きな話題になるなど現在の注目度を考えると、現役時代にもっと結果を残せていたら、スケート界がより盛り上がったと思う人も多いのかもしれない。
「ビジュアル面がフィーチャーされるせいで、“芸能人”気どりと感じる人もいるかもしれませんが、本人はスケートに真摯に向き合っています。引退会見では『芸能活動をする可能性』について聞かれると、《私はフィギュアスケートが本当に大好きなので、滑り続けられる限り今後も続けていきたい》とコメントしていました。その言葉通り、現在はアイスショーの公演で各地をめぐっています」(前出・スポーツライター)
本田は映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』の吹き替え声優に挑戦するなど、フィギュア以外の仕事もおこなっている。しかし同作のプロモーションイベントでスケート演技を披露するなど、愛するスケートをしっかり軸に据えて活動しているようだ。
見た目や恋愛など、本業以外の面で注目されがちな本田。この話題性をうまく活かして、これからもスケート界を盛り上げていってほしい。