英語や韓国語など、さまざまな言語の学習を続けている福士。大人になっても、新しいことに挑み続けるモチベーションとは?
「僕は元々好奇心が強いタイプ。いろんな人に会って、その人自身の話を聞いていくうちに、面白そうなものがどんどん見つかっていきました。幸い、俳優という職業はどんなことも役柄に活きる可能性があるので、無駄になることがありません。今、言語のほかに力を入れているのは、柔術という格闘技。頑張って取り組んでいることが、役者人生の糧になったら嬉しいです」
本作品では、登場人物たちに、さまざまな“理不尽”がふりかかる。福士自身は些細なことでも、臆さずに立ち向かうタイプのようだ。
「例えば、定食屋さんのメニューの写真に載っていた漬物と実際に出てきた漬物の食材が違っていた場合、理由が気になって聞いてしまいます。勇気をかけて話しかけた結果生まれる会話や、偶然に発生する雑談が好きなので、進んでアクションを起こします」
これまでのポップな役柄だけでなく、英語を活かした海外での作品など、演技の幅を広げている福士だが、これから挑戦していきたいのは“パパ”役だ。
「家族を題材にした作品に挑戦みたいです。今年31歳になるので、家庭がある役柄もできる年齢になりました。人の心を描いた温かいヒューマンドラマにも出演してみたいです。
プライベートでも挑戦したいことは沢山ありますが、今年の目標は“やりすぎない”こと。興味の幅が広いので、ついつい手を出してみたくなってしまうのですが、言語と体づくりの2つに絞って、思いっきり突っ走っていきたいです」
『湖の女たち』
5月17日(金) 全国公開
配給:東京テアトル、ヨアケ
(C)2024 映画「湖の女たち」製作委員会
5月17日(金) 全国公開
配給:東京テアトル、ヨアケ
(C)2024 映画「湖の女たち」製作委員会