上位はオリジナル作品が続々ランクイン
7位までは実際に続編が作られている人気作がランキングされたが6位には意外な作品が。目黒蓮が聴覚障害の青年を演じて話題となったラブストーリー『silent』('22年・フジテレビ系)だ。
「音のない世界で再会した2人の物語は切なくも美しくて。もう一度あの世界を見たいです」(千葉県・29歳)
「これは意外でした。というのも物語自体がすごくきれいに終わったので、この先を語る必要がない。たぶん、あの空気感をまた味わいたいんですよね。美しい映像に詩的な会話、Official髭男dismの音楽、たまにスピッツみたいな(笑)。そういうMVみたいなスペシャル版ならありかな。鈴鹿央士さんや風間俊介さん、夏帆さん、弟や妹の話……と物語はいくらでも広げられそうなので」(カトリーヌさん)
そして、今年の話題作『不適切にもほどがある!』('24年・TBS系)が5位にランクイン。
「続編を匂わすラストだったし、バック・トゥ・ザ・フューチャー的に続いてほしい」(大阪府・55歳)、「主人公父娘の運命がどうなったのかを知りたい」(埼玉県・54歳)など残された伏線の回収を望む声も多かった。
「誰もが気になるのは、震災で亡くなる運命の阿部サダヲさんと河合優実さん父娘がどうなるか。ただ、そこはあえて描かなかったと思うし、続編を作るなら最後に出てきたタイムトンネルを使って、さらに不適切な過去に行くとかですかね。時代が進めば不適切なことも変化していくので、何年後かに今を描くとかも面白そう」(カトリーヌさん)
4位は法曹ドラマの名作『リーガルハイ』('12年ほか・フジテレビ系)。
堺雅人&新垣結衣という超売れっ子同士のコンビは、今見ると贅沢すぎる! 「堺雅人のコミカルな演技が最高だった。ガッキーとのコンビがまた見たい」(愛知県・58歳)、「シリアスとコメディーのバランスが最高」(山口県・39歳)
「私、今クールの『アンチヒーロー』を見てると古美門が見たくなるんです(笑)」とカトリーヌさん。「同じ弁護士でも長谷川博己さんには暗い狂気を感じるけど、堺さんの古美門は明るい狂気なんですよ。生瀬勝久さん、小池栄子さん、岡田将生さん、黒木華さんとライバルキャラも魅力的だし、脚本の古沢良太さんには大河ドラマのことは忘れてもらって、『どうする古美門』で頑張ってほしいです(笑)」
残すはトップ3。3位にランクされたのは、これまたガッキー出演の大ヒット医療ドラマ『コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―』('08年ほか・フジテレビ系)だ。「年齢と経験を重ねた彼らが新しい問題や悩みを乗り越えていく姿を見てみたい」(長野県・41歳)、「内容もキャストも素晴らしいので3年に一度は続編希望」(神奈川県・50歳)と15年以上たった今も変わらぬ人気を誇っている。
「最初は山下智久さんも新垣さんも戸田恵梨香さんも新人フライトドクターでしたけど、シーズン3では成田凌さんらの指導医になるなど、新たなキャストを加えて作品内で世代交代をしてるんですよね。だから続編も違和感なく受け入れられる。やっぱり緊迫感とカタルシスがあるので救命ものは強いです。
救命ものといえば現在、山下さんは『ブルーモーメント』(フジテレビ系)に主演。初回からヘリコプターで現場に向かってましたけど、この作品では気象予報で救命を。なんか次の『コード・ブルー』への布石に見えて仕方ない(笑)」(カトリーヌさん)