ところが内閣支持率は20%台の岸田首相への不信感の表れか、それとも現在の利用率そのものを物語っているのか、

《マイナ保険証のCMに王林ちゃん出てるのか。王林ちゃん好きだったんだけどな…》

《このCMに出ているなかやまきんに君や俳優はどんな了見でいるのだろうか。これだけ国民に反発されているマイナ保険証なのに。芸能人はカネにさえなればいいのか、アホ過ぎる》

《マイナ保険証のCM、不快でしかない 便利だったら使う人勝手に増えるよ 税金の無駄遣い きんに君や王林、マイナンバーカードの問題点は把握してるの? 大幅イメージダウンしたわ》

マイナCMのギャラは税金から捻出か

 CMを視聴したSNSユーザーには概ね不評で、王林ら出演タレントのイメージダウンを懸念する声まで上がる始末。

 さる広告代理店営業スタッフは「タレントには罪はありませんが」と前置きしつつ、

「これまでマイナンバー、そしてマイナンバーカード普及の他にも、国はコロナや税関連といった、特に国民の反発が大きい政策を押し通す際には、好感度タレントをCMに起用して批判を逸らす傾向があります。

 芸能プロダクションにとっても破格のギャラが動く“おししい案件”とは聞きますが、その予算が税金から捻出されているとしたら、タレントにとってマイナスでしかないのかもしれませんね(苦笑)」

 なぜマイナ保険証の利用率が上がらないのか、岸田首相は自身の支持率ともども考えるべきだろう。