佳子さまの伊勢神宮参拝

成人になったことを報告するため、伊勢の神宮を参拝(2015年3月)写真/共同通信社
成人になったことを報告するため、伊勢の神宮を参拝(2015年3月)写真/共同通信社
【写真】学生時代の佳子さま、割れた腹筋が見える衣装でダンスを踊ることも

 秋篠宮家の次女、佳子さまも'15年3月6日、20歳の成年皇族となったことを報告するため三重県伊勢市にある神宮を参拝している。佳子さまは'14年12月29日、20歳の誕生日を迎えていた。白い参拝服に白い帽子姿の佳子さまは、外宮に続いて内宮を訪れ、玉串を捧げて、拝礼した。

 それから4年後の'19年春、佳子さまは国際基督教大学(ICU)を卒業した。卒業にあたり宮内記者会から、「今後の進路と将来の夢についてお聞かせください」などと、尋ねられた佳子さまは、

《公的な仕事は以前からしておりましたが、卒業後はその機会が増えることになると思います。どのような活動に力を入れたいかについては(略)私が何をやりたいかではなく、依頼を頂いた仕事に、一つ一つ丁寧に取り組むというのが基本的な考え方です。
(略)大学生活で、一つの分野を集中的に学んだ経験も、幅広く学んだ経験もこれからの仕事に活かすことができれば嬉しく思います。将来の夢は、あくまでも夢ですので、以前と変わらず自分の中で温めておきたいと思っています》

 などと文書で回答した。また、「新天皇、皇后となられる、皇太子ご夫妻へのお気持ちとともに、皇族の減少など皇室の抱える課題についてのお考えもあわせてお聞かせください」などと聞かれ、

《両殿下は5月に天皇、皇后両陛下になられます。私は大学を卒業し、皇族の一員としての活動が以前より多くなってまいりますので、そのような中で、少しでもお二方のお役に立つことができれば誠に嬉しく思います。皇族の減少などの課題につきましては、制度のこととも関係しますので、回答は控えたいと思います》

 と、綴った。