身体を張って演じるその姿に誰もが
「闇を抱えながらも、生徒たちと向き合う南雲先生の役がとてもよかった」(宮城県・50歳・女性)、「球児に優しく、ときに厳しく指導する姿に好感を持った」(兵庫県・64歳・男性)との声が集まったのが『下剋上球児』(TBS系)の南雲脩司だ。
弱小野球部を甲子園に導く“教師役”だが、実は教員免許を持っていない闇教師、という謎の設定も説得力をもって演じた。
5位にランクインしたのは、映画『HK/変態仮面』の色丞狂介。伝説(?)のギャグ漫画を実写化した同作で、彼は女性もののパンティを顔にかぶると“変態仮面”に変身し、悪を成敗するという異色すぎるヒーローを演じた。
「『変態仮面』の実写化だけでも驚きなのに、変態仮面になりきっている鈴木さんを見て衝撃を受けた中高年男性はとても多いはず。それでいて“イロモノ”で終わらず、今も第一線で活躍しているのも彼のすごさですね」
実際にアンケートでも「まさか『変態仮面』を実写化するとは思わなかった。
引き受けたからには、振り切らなければ駄作になるリスクがあるなかで役を演じきった度胸が素晴らしい」(東京都・63歳・男性)、「変態仮面というふざけた役を大まじめに演じる姿がコミカルでおもしろかった。筋肉もすごい!」(大阪府・46歳・男性)と、パンティをかぶった彼の覚悟をたたえるコメントが並んだ。
4位『テセウスの船』(TBS系)の佐野文吾役では、殺人犯として逮捕される元警察官を演じた。
「正義感が強く、優しさに満ち、家族思いの人柄に好感を抱いた」(大阪府・60歳・男性)、「初めて鈴木亮平を知ったドラマなので、印象に残っている。明暗の演技がうまいと感じた」(東京都・57歳・女性)との声もあり、新たなファンを開拓したもよう。