国内復帰に向けて
国内復帰に向けてカズは大阪府内で自主トレーニングをおこない、兄の三浦泰年もInstagramでトレーニング中のカズの元を訪れたことを明かしている。カズとともにピッチで汗を流すツーショットも披露し、《練習フル参加 走って、蹴って、考えて、汗をかいて… サッカーをすれば全て分かり合える》といったコメントを残した。
現役生活40年目を迎えるカズは、もちろん国内における最年長プロサッカー選手。Jリーグ発足当時からプレーを続けている選手もカズしかいない。海外でもよく取り上げられるほど人気の高い選手だけに、現役にこだわるカズにエールを贈るファンが多いのも事実だ。
「現役40年目となると、逆に何歳まで選手生活を続けるのか気になるところですね。じつはカズ自身、JFL鈴鹿ポイントゲッターズ(現・アトレチコ鈴鹿クラブ)に所属していた2022年にそのことに言及したことも。
FC大阪戦でゴールを決めた試合後に、鈴鹿の監督を務めていた兄・泰年が《60歳までやれるのでは》と話したところ、《僕は70歳までできると思う》と反応していました」(前出・スポーツライター)
実際に70歳までプレーできるかはわからないが、50代後半にしてピッチに立てること自体易々と真似できることではないだろう。全盛期の体力やキレは失っても、ピッチを駆けるカズの背中を見て成長する選手は多いはずだ。