愛子さま人気がもたらす影響
愛子さまフィーバーは4月に入社された日本赤十字社(以下、日赤)にも影響を及ぼしている。
「5月1日から日赤の新CMが放送開始となりました。CMには日赤のアンバサダーを務める女優の上白石萌音さんが出演しており、シンガー・ソングライターのUruさんが書き下ろした楽曲を使用しています。
この新CMは放送される時間を指定できる一方、費用がかかる“スポットCM”として出稿されると報じられました。その合計金額は約1億5千万円とのこと。こうした大規模なCM放映も、愛子さまが入社され、日赤に注目が集まっているからこその施策なのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)
しかし、日赤への影響は「必ずしもよいものだけではない」と、ある日赤関係者が吐露する。
「日赤では中途採用を時折実施していますが、愛子さま効果もあり、応募者が急増しているのです。日赤に注目が集まり、関心を持つ方が増えることは喜ばしいですが、応募者の中には“愛子さまがいかに素晴らしいか”を熱弁する皇室ファンの方も多くいるそうです。
もちろん、採用面接は日赤を志望する理由などを聞く場なので、“いかに愛子さまと働きたいか”を語る場ではありませんので、そういった方々は軒並み不採用となっています。こうした愛子さまへの“行き過ぎた熱狂”が採用にも影響を及ぼし、人事部が疲弊していると聞いています」
日赤に入社後、間もなくして、愛子さまご自身にもお疲れの様子が見られた。
「愛子さまが日赤に入社された初週、終業後に部署内で歓迎会が開かれ、午後8時ごろまで続きました。その疲れもあってか、愛子さまはその翌日、定時の出社に間に合わなかったのだとか。慣れない社会人生活と公務の両立で、疲れがたまってしまったのでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)