実家を出て思い出すお母さんの手料理
京介が破滅の道を進んでしまったのは、進学による上京という環境の変化が大きい。これまでの自身のいちばん大きな環境の変化を聞くと、
「僕はデビューが決まったときです。HIROさんに急に会議室に呼ばれて“明日からFANTASTICSになってもらいます”と伝えられ、本当に翌日から打ち合わせが始まったんです。
あのときはすべてがものすごいスピードで動いていました。そのタイミングで実家も出たので、めまぐるしく環境が変わりました」
デビューが決まってから、メンバーたちと共同生活を送った。
「当時は、しっかりしないとって焦る気持ちが大きかったです。共同生活って、多少なりとも気をつかうじゃないですか。特に自分は17歳で、周りのメンバーが20歳くらいだったので……。
僕はダンスのレベルも全然追いついていなかったし、いろいろな面で早く成長しないといけないなと思っていました。みんな優しかったですが、最初のころはやっぱり不安を感じてました」
そんなときに支えになったのは、大好きな家族の存在。
「家族のことは、常に思い出していました。親がおみそ汁とか青汁とか健康的なものを送ってくれたりして。“あ~、お母さんのごはん食べたいな~”ってよく思っていました。
母の料理、本当にどれも美味しいんですよ。レバーに衣をつけて揚げてカレー粉で味つけした料理とか、鮭とタラコのチーズ焼きとか、肉じゃがとか……、挙げたらキリがないのですが、とにかく全部美味しいんです!」
愛情をたっぷり受けて育った彼が演じる、愛のわからない京介。どんな表情を見せてくれるのか。
“背徳的なお楽しみ”
「夜中のお菓子です!夜の12時を越えたらごはんもお菓子も食べないと決めているので、それを破って食べてしまうのは背徳感があります(笑)。撮影とかライブが終わった後って、やっぱりどうしても食べたくなっちゃうんです。
しょっぱい系ならポテチ、甘い系ならカヌレが好きです。疲れているときは特に甘いものが欲しくて、ケーキなんかも食べたりします!」
ドラマストリーム『さっちゃん、僕は。』
毎週火曜夜11時56分~※一部地域を除く。放送時間は変更になる場合があります。
TBS系列にて放送中!
撮影/矢島泰輔 スタイリング/中瀬拓外 ヘアメイク/加藤恭子(Luana)