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ー 無党派層の支持獲得に苦戦する蓮舫
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ー 弁護士に聞いた違反の可能性

 6月20日に告示された東京都知事選。7月7日に行われる投開票に向けて、候補者たちが各地で舌戦を繰り広げている。

無党派層の支持獲得に苦戦する蓮舫

共同記者会見を開いた候補者たち(左から石丸伸二氏、小池百合子氏、蓮舫氏、田母神俊雄氏)
共同記者会見を開いた候補者たち(左から石丸伸二氏、小池百合子氏、蓮舫氏、田母神俊雄氏)

「現職で3選を目指す小池百合子さんと前参議院議員の蓮舫さんの“事実上の一騎打ち”とみられています。小池さんを追う立場の蓮舫さんは無党派層の支持獲得に苦戦しているようです」(全国紙政治部記者、以下同)

 告示日前から、蓮舫氏に逆風となる出来事があった。

蓮舫さんは、6月2日に東京・有楽町で立憲民主党の枝野幸男衆議院議員と街頭演説を行いました。そこで都知事選での支援を呼びかけており、それが公職選挙法に抵触する可能性が指摘されました」

 フライング選挙活動疑惑が取り沙汰された蓮舫氏。その陣営で新たな“疑惑”も浮上した。

蓮舫さんを応援する『日本共産党』の大島南部後援会が作成したとされるチラシがSNSで拡散されています。6月26日に東京都の離島・大島町を訪れるお知らせを蓮舫さんの顔写真付きで掲載。選挙運動として配布するチラシには証紙を貼らなければいけませんが、その証紙がこのチラシにはなく、公職選挙法に抵触するのではないかという声が上がっています」(政治ジャーナリスト)