東大の学校推薦型選抜はさらに難関

トンボの共同論文を発表された悠仁さま
トンボの共同論文を発表された悠仁さま
【写真】ジャパン・ソサエティの会に出席した小室圭さん

 東大の学校推薦型選抜は、さらに難易度が高く、総合型選抜における最難関だそう。

「東大の学校推薦型選抜は総合型選抜の最難関といえます。書類と面接、共通テストの成績をバランスよく見られ、合否を判断されますが、共通テストでは8割ほどの点数が求められます。これは一般入試でも東大に合格できるラインです。加えて、これまでにどのような活動をしてきたかも評価の対象となります」(洋々の講師)

 筑波大の書類提出の期限は9月上旬。東大は11月上旬と、受験は迫っている。

悠仁さまは昨年、トンボに関する論文を発表され、“総合型選抜入試のための布石だ”と話題を呼びました。受験が近づいた今、悠仁さまはさらなる追い込みをかけているようで、今年8月に行われる世界最大規模の昆虫に関する学術会議『国際昆虫学会議』で、ポスター発表を行う予定だそう。高校時代に、熱心に生物に関する研究を行ってきたことは両校の総合型選抜試験において、確実に大きな評価を受けるでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)

 盤石な悠仁さまの受験だが、河西准教授は紀子さまの心境は複雑だろうと語る。

「国立大学はいまだ総合型選抜での入学者が少ないので、一般入試以外で進学した場合、批判は免れないでしょう。紀子さまは“志望どおりの大学に行ってほしい”と思っておられる反面、皇族としてそれが正しいのか悩んでおられるのではないでしょうか。ただでさえ批判が多い中、普通の親としての思いと、皇族であることのしがらみに苛まれているのではないでしょうか」

 紀子さまのご心労は絶えない。

河西秀哉 名古屋大学大学院人文学研究科准教授。象徴天皇制を専門とし、『近代天皇制から象徴天皇制へ―「象徴」への道程』など著書多数