捜査が難航し、心が折れそうになっても桜は自らの役目を胸に乗り越えていく。小芝に心が折れそうな場面での向き合い方を聞いてみると、
「どうしているんだろう……? でも、話す! 母や信頼できる人に話すと“こうしてみれば?”“こういうこともあるんじゃない?”と会話の中でヒントをもらえるので。私、すごいネガティブになるときとめっちゃポジティブなときがあって。ポジティブなときに“何に落ち込んでいたのか?”を考えると解決策が思い浮かんだりしますね」
少しずつ大人の役ができるようになりたい
限られた期間に役に没頭する。特殊な仕事をしているという意識があるという。
「もともと負けず嫌いなので“まっとうしなきゃ!”という思いはすごく強いです。作品に入るとどうしても時間に追われてしまって。突っ走るしかないときは、気づかないうちに腕や脚にアザができていたり。“あれ、ケガしてたんだ”という感じが今は多いかもしれません(笑)」
昨年4月期に主演した『波よ聞いてくれ』から4クール連続でドラマに出演した。4月には27歳を迎え、今作の後には来年の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』が控えている。
「年齢より下に見られることが多いので、それがちょっと今の課題かな? 今後はお母さん役の年齢になってくるとも思いますし。やっぱり年齢に合った役で、その時に求められる作品で活躍できる人になりたいので。“新人”“若い役”というよりは、少しずつ大人の役ができるようになりたいです」
単純作業に集中することが好き
ドラマタイトルの“GO HOME”にちなんで、家での過ごし方を聞いてみると、
「本当に簡単なものしか作らないんですけど、休みがあればちょくちょく料理します。エビの背ワタを取るとか、長ネギのみじん切りとか、そういう単純作業に集中することは好きです。あとは、今年の4月クールはドラマがなかったので少し休めて。また編み物にハマっていました。オリジナルを作るのは苦手なんですが、図案をもとに黙々と作業するのは好きで。編んだミニトートバッグを撮影現場でも使っています。あとは友人に編み物を教えたり。一緒に100円ショップに行って、かぎ針や毛糸なんかを選んだりしていました」
大阪にGO HOMEしたら?
小芝は家族ととても仲がいい。今は母と妹と暮らしているそうだが、
「姉の家族と祖父母が大阪に住んでいるので、たまに大阪に帰っています。現在1歳の甥っ子が生まれたときには日帰りで会いに行きました(笑)。姪っ子は今、中3。修学旅行に行くというので、母と一緒にお小遣いをあげたり。姪っ子が生まれたとき、私はまだ小学6年生だったから“赤ちゃんを可愛がる”という感覚がなくて、今思うと申し訳なかったなと思っていて。だから今、甥にも姪にもたくさんお洋服とかを買って、送ってあげています」
7/13スタート『GO HOME 〜警視庁身元不明人相談室〜』
毎週土曜夜9時〜(日本テレビ系)