最近はコンビニでも手頃な価格でおいしいコーヒーを楽しめるが、スターバックスをはじめコーヒーチェーン店の人気も根強い。
個性的でハイレベル!優劣つけがたい難戦
「居心地のいい空間や季節限定ドリンクなど独自の商品展開で、コンビニとは違う親しまれ方をしていると思います。多少割高でもときどき飲みたくなりますよね」
と話すのはバリスタの野原由美さん。
今回は全国展開しているコーヒーチェーン店のうち店舗数上位5社のスターバックスコーヒー、ドトール、コメダ珈琲店、タリーズコーヒー、サンマルクカフェのアイスコーヒーとアイスカフェラテ(またはアイスカフェオレ)を試飲。
アイスコーヒーは、コーヒーらしい「コクとうまみ」、「あと味」の良さと「コスパ」を、アイスカフェラテは「ミルク感」、コーヒーとの「バランス」と「コスパ」を評価基準に15点満点で採点してもらった。
「氷が溶けてコーヒーが薄くなることを加味し、あえて濃いめにしたり、溶けにくい大きめの氷を使用したり、どの会社も工夫しています。
アイスコーヒーは、シアトル系と呼ばれるコクのしっかりしたスタバとタリーズ、味わい深くコスパ抜群のドトール、マイルドで飲みやすいコメダとサンマルク、と各社それぞれに個性があるので、気分によって使い分けして楽しみたいですね」
アイスコーヒー編
豆のうまみで勝負
第5位:コメダ珈琲店 アイスコーヒーR/640円
週女世代には懐かしい味 9点
「甘みと呼ばれるシロップが入っており(甘み抜き・別添えも可)、コーヒーのカドがとれて飲みやすい。添付のコーヒーフレッシュを入れると昔ながらの喫茶店のアイスコーヒーを思い出す味に。ほかと比べてやや割高な印象」
第4位:サンマルクカフェ アイスコーヒーS/300円
飲みやすいがコクもある 10.5点
「上位と比べるとコーヒー特有の風味や味わいはやや弱く、クセがなくすっきりしているが、あと味にちょっと残る苦みや、程よいコクもあるので、物足りなさは感じない」