両容疑者が製作・配信していたショートアニメ「犬に間違えられた男」
両容疑者が製作・配信していたショートアニメ「犬に間違えられた男」
【写真】人間を犬として飼う自作アニメがキツすぎる、「足が長くて短パン」ピンク髪の福岡容疑者

金子容疑者は「小柄でオドオドした感じ」

「帰宅は一緒で毎日朝帰り。仲がいいなと思っていたら、福岡容疑者は“結婚するので一緒に暮らしているんです”と言う。スタイルがよく、足が長くてきれいで短パンを好んで履いていました。福岡容疑者は愛嬌があり、顔を合わせれば“あっ!どうも〜”とか“おはようございま〜す”と軽快に挨拶してくれました。かたや金子容疑者は挨拶などしないし、陰気な感じでした」(別の女性住人)

 両容疑者と同居していた被害男性については、同居人とは思わなかったという。

「配達用の黒いボックス型リュックサックを背負い自転車に乗って出かける姿を何度か目撃しました。小柄でオドオドした感じで容疑者宅に出入りしていました」(同住人)

 被害男性はスマホに登録していた連絡先を消され、だれにも助けを求めることができなかったという。また部屋のバスルームやトイレを使うことを禁じられており、「トイレは公園でしろ」と命じられていた。

「そんなひどい仕打ちをして何になるんですか。マンション近くに公園はなく、いくつかある近場の公園へはいずれも徒歩10分程度かかります。用を足そうと思い立ってから向かっても間に合わないかもしれません」(同)

 人を人とも思わない犯行態様だが、両容疑者がユーチューブなどで配信する自作のショートアニメにも歪んだ傾向は表れている。福岡容疑者はペンネーム『がはきゅ。』で作画を担当。金子容疑者は『カネコナムル』として脚本を書き、声優は両容疑者が兼務していたとみられる。悪趣味な自作アニメのひとつが『犬と間違われた男』だ。

 路上で巨乳少女が冴えない男とぶつかり、なぜか相手を犬と思いこんで「決めた。私が飼ってあげる」と自宅に連れて帰る。同棲する彼氏に飼うことを反対されても聞き入れず、「ごめんねー。よしよし」と頭を撫でたり、「ほらエサだよー」と床に置いた皿で与えるなど完全にペット扱い。とうとう庭の鎖につなぐと、彼氏が「アイツつらくないかな」と口を挟むが、少女は「大丈夫だよ。わんちゃんだもん」と気にしない。彼氏は「これでアイツもいずれ逃げ出すだろう」と心の中でつぶやくという意味不明なストーリー。

 ほかにも不気味な設定の作品が目立つ。