三菱UFJ銀行では口座があれば1日に10枚まで両替できるそうで、ぜひとも両替トライしてみたい!
プレミア紙幣とゴールド、どっちがお得?
「現在“ゾロ目”や“AA若番号AA”などは誰でも入手できる可能性があります。逆にエラー紙幣などは、新しいほど見かけないので、もしあれば高額となりますよ」
発行直後のタイミングでは、エラー紙幣のほうが価値が高いそう。最近、もっともバズった投稿は、記番号が“AA777777WZ”の紙幣。投稿主の義母である紙幣の持ち主は、これを《貸金庫に保管》するとのことだったが、寝かせておいたほうが価値が上がるものなのだろうか?
「惜しいのが“AA777777AA”ではないこと! もし出たら100万円くらいになる可能性は十分あると思います。こればかりはオークションに出さないとわかりませんが、10万円ほどになる可能性はあると思います。数十年後に価格が上がっている可能性もあるものの、新紙幣が大量に印刷されれば、ほかにも7連番は出てくるのでなんとも言えません。今、売ったほうが得になるかもしれませんね!」
基本的には“新券と旧券が同じ番号なら、徐々に回収されてしまう旧券のほうが価値が高い”とのことだが、この投稿の場合には、バズった話題性も含めて少し高値がつくかも?
夢のある新券のお宝探しだが、実際インフレの今、10万円の価値があるプレミア紙幣とゴールド、どちらを保有しているほうが、将来価値が上がるのだろうか。
「今すぐ高額で売れるのは10万円の価値のあるプレミアム紙幣です。プレミアム紙幣は値段が上がるかどうかは需給次第。物価上昇が続くならゴールドのほうが上がると思いますよ」
1万円で手に入れた1万円札が10万円に変わるのならば、大助かり。資産と考えず、ラッキーなお小遣いとして売ってしまおう。
ちなみに今回の新券の発券番号「1」は貨幣博物館に、「7」は佐賀県唐津市に寄贈されたという。“AA00001AA”なんていう神番号を、もしも買取店に持ち込んだとしたら、いったいどんな金額で買い取ってもらえるのだろうか?
「もちろん絶対に買取店には持ち込まれません(笑)。でも、欲しい人はいくらでも買うのではないでしょうか。少なくとも数百万円になると思いますよ! 以前、聖徳太子の1万円のケースですが、“A000014A”が330万円となったことがあります」
1万円なのに、1万円以上の価値がつくってありがたすぎる。ホログラムの美しさに見とれる前に、まずは記番号&エラーのチェックをしておこう!