「要因は千差万別です。石原さんのように食べすぎで発症することもありますし、果物と疲労、ストレス、寝不足や風邪、運動などの組み合わせでアレルギーが誘発されることも。中川さんの場合は、仕事で外国に行っていたタイミングで、仕事と旅の疲れが要因になったかもしれませんね」(向田先生、以下同)

再び食べられるようになるのか

 テレビ番組で“超アレルギー体質”であることを明かしていた俳優・赤楚衛二(30)も“フルーツ全般”がNG。番組ではヒスタグロビン注射という治療法で13年ぶりに大好物のイチゴを食べ、喜んでいたが、この治療法はあまり一般的ではなく、エビデンスもないそう。ということは、石原が言うように、一度アレルギーの原因になってしまった果物はもう食べないほうがいい?

大人がなりやすい食物アレルギーのアレルゲンはコレ、果物は4番目に多いそう
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「ドクターの指導のもと、食物経口負荷試験を行いながら、少しずつ慣らしていく方法はあると思いますが、自己判断はとても危険なので絶対にやめてください。基本的には、アレルギーが出た食物は避けたほうが安全です」

 この時季、おいしいフルーツが食べられなくなってしまったとは残念だが、さくらんぼ、桃、りんごなどのフルーツにとどまらず、小麦、米、大豆、ナッツ、甲殻類など数多くのアレルギーがあるのが芸人・狩野英孝(42)だ。

 “外食はほぼできない。普段は肉と魚を食べて生きている”と公言する彼だが、栄養は偏らないもの?

「イヌイットもそうですが、肉食の生活でも健康でいられます。“これが食べられない”ではなく“これが食べられる”と前向きにとらえることが大事ですね」