噂の御曹司は完全否定

 しかし、実際は難航しているようだ。

 今年7月、お相手の最有力候補として挙げられていた島津家のご子息が、本誌の取材に応じ、佳子さまとの結婚の可能性について「100%ない」と断言。さらに、お相手候補として取り沙汰されたことについても「困っている」と胸中を明かしたのだ。

「この男性は、旧華族の家柄で、年齢は佳子さまの1つ上。結婚相手として家柄や年齢がふさわしいだけでなく、佳子さまと同じ時期に学習院に通っていたこともあり、本命のお相手と囁かれていたのですが……」

 噂の御曹司が佳子さまとの結婚の可能性を完全否定したことで、結婚は遠のいたかのように思えた。しかし─。

佳子さまは現在、お付き合いされている方がいらっしゃると伺っています」

 そう語るのは、長年秋篠宮家と交流のある関係者。さらにこう続ける。

「しかし、その方は内親王のご結婚相手として、ふさわしいとは言い切れない面があるようで、秋篠宮ご夫妻はふたりの結婚に反対の姿勢を示しておられます。一方の佳子さまは、その方との結婚を強く望まれているようで……」

 ご両親の猛反対をよそに、佳子さまが結婚を突き進めようとされるのには、皇室ならではの理由があるようだ。

「一般人にとって、皇族は特別な存在です、そのため、“結婚するのはハードルが高い”と考える人がほとんどでしょう。そのことを皇族の方々もわかっておられます。ですから、佳子さまを含む皇族のみなさまは“機会を逃したら次がない”という認識をお持ちなのだと思います」(同・秋篠宮家関係者)