意図的ではなかったかもしれないが、なにかとアジア人関連のミスや疑惑が多いようにも思える。大会前にはフランスサッカー協会が、日本へ差別的な表現を使っていた。
「日本時間7月18日にサッカーのU23日本代表がU23フランス代表と強化試合を行いました。その際、フランスサッカー協会は公式Xに日本の一般的な略称である『JPN』ではなく、『JAP』という表記で投稿。意図的なものかは不明ですが、『JAP』には日本人への差別的な意味を含むため、日本のサッカーファンから抗議の声が上がっていました」
ナチュラルなアジア蔑視なのでは
日本人選手が判定に泣かされ、猛抗議した事態も起こっている。
「柔道男子60キロ級の準々決勝で、永山竜樹選手がスペインのガリゴス選手に敗れたのですが、これが“疑惑の判定”と話題になっています。永山選手がガリゴス選手の絞め技を食らいながらもなんとか耐え、審判からは“待て”がかかりました。ところが、ガリゴス選手はしばらく絞め続けると、永山選手が失神したとみなされ、ガリゴス選手の一本勝ち。永山選手や日本サイドは猛抗議を行いましたが、判定が覆ることはありませんでした」
韓国に関する立て続けのミスや『最後の晩餐』の疑惑、大会前の差別的略称の使用、柔道の“不可解な判定”などが積み重なり、
《もう2度とパリでオリンピック開かせないようにして欲しい》
《ナチュラルなアジア蔑視なのでは》
《柔道の誤審とか韓国の呼び間違いとかナチュラルにアジア人差別してそうな内容の話題ばっかでしんどい》
《フランスはアジアの国なんか興味ないのかな》
などと、アジア人差別に結び付ける意見もSNSでは散見される。
アスリートはこの五輪の舞台を目指して汗を流してきた。全選手が本来の力を発揮できるような環境に整えてほしい。