教え子たちの今
志穂美は女優として人気絶頂の1987年に歌手・長渕剛と結婚、一時引退。千葉さんが亡くなった2021年8月には《見上げる空に。》というタイトルでブログを更新。《それは、あまりに突然で、言葉にならない。でもJACイズムは生きている。それぞれの場所で生きている。合掌》と、亡き師への思いを綴っていた。
現在68歳となった志穂美はフラワーアーティスト、シャンソン歌手としてマルチな活躍を見せ、テレビ番組出演のたびに《68歳に見えない!》《カッコイイ》《肉体が若すぎ》……とこれまた再ブレイク中!
「おふたり以外にも、真田さんの付き人だった堤真一さんや、伊原剛志さん、風車の弥七役でおなじみの宍戸大全さんもJACのご出身。動けて殺陣も乗馬もこなす千葉さんが主宰ですから、もちろん吹き替え(スタントマン)なし! だからみなさん、運動神経抜群でしたね」
脂ノリノリの堤、伊原は共に60歳。現在94歳の宍戸も82歳までは現役を貫いていたというから、出身俳優たちの元気さに驚く!
「千葉さんの初ディナーショーで司会をやらせていただいたことは私の大切な思い出。そこから何度かプライベートでお会いしたのですが、とにかく人を惹きつける力がすごい。大スターなのに少年のようなキラキラした瞳で、でも淡々と夢を語るんですよ。彼のために“ひと肌脱ぎたい”という人がどんどん集まっていましたね」
“世界の千葉”を慕って集まった教え子たちの今後から、まだまだ目が離せない!