3位は高市早苗

「性別上は女性でも中身は昭和ひと桁生まれの男のような人」(東京都・56歳)、「選挙のことばかり考えている発言で、国民のことを考えていると思えない」(滋賀県・50歳)、「違う党から議員になったのに、議員になったとたん自民党に鞍替えした人を信用できない」(奈良県・47歳)、「憲法9条を変えてほしくない」(福岡県・66歳)、「保守的なところが好きではない」(大分県・52歳)、「自民党の悪いところがそのままになりそう」(神奈川県・38歳)と、53票を獲得。

「3年前に初めて総裁選に出て、そのときは女性だから政治を変えてくれるのではないかと注目されました。でもアンケートのコメントにもあるように、女性を引き上げる社会づくりを訴えていないことが、この3年間でいろいろ見えてきてしまったのでは」(有馬さん)

「意見が通らないと逆ギレする」

 同数1位の1人は河野太郎(61)。

「会見や受け答えの態度が尊大で、見ていて腹が立つし何様なのかと思ってしまう」(岡山県・47歳)、「コロナ、マイナンバーカードの対応の悪さで信頼が置けない」(東京都・67歳)、「マイナンバーカードで発揮した、聞く耳を持たない力が最悪。自分の意見ばかりゴリ押しして意見が通らないと逆ギレする」(茨城県・58歳)、「利権の権化のような人だから。記者会見の受け答えを見ても人間性を疑う」(大阪府・45歳)と92票獲得。

「もともと政界では異端児というところが人気でしたけど、デジタル担当大臣時にマイナンバカードでのトラブルで持論を押しつけたり、聞く耳を持たないという印象を植えつけてしまいました。上から目線で『おまえたちにはわかんねえだろう』という意識はよくありません。勉強家で知識も豊富な議員ですが、それが若手のころの意見ならよかったのでしょうが、お上の決定となると国民が不都合に感じてしまうこともあります。国民目線の優しさがあるといいですね」(有馬さん)