この中年男性の行為に「あくまでも私の推測ですが、当初はハイタッチを求めたのかもしれません」とは、番組を視聴した芸能リポーターの見解。
同リポーターによれば、走ってくるやす子にハイタッチを試みるも警備員やスタッフに止められてしまい、それでも彼女の手に向けて右手を差し伸べたところ胸に当たってしまった、というもの。
「とはいえ、故意ではなかったとしても迷惑行為には違いなく、自己中心的で軽率だったことは否めません。また手にしていた不自然な容器ですが、これも当初はやす子さんに手渡そうとしていたとも考えられます」
万一にも有害な液体だったら
ゴールを目前にしてラストスパートをかける彼女への“給水”とする、差し入れのつもりだった可能性も一考する。
「しかしながら今回は大事に至りませんでしたが、この“中年男性”に限らず、万一にも沿道に不審人物が潜んでいて、やす子さんに向かって有害な液体をぶちまけていたら……。彼女だけでなく周囲のスタッフ、また沿道の一般人も巻き込みかねない大事件になる恐れもありました。
過去にもチャリティーマラソンでは、ガードを掻い潜って“触られる”ことはありましたが、今は社会情勢や治安も異なっており、またSNSでランナーの動きも手に取るようにわかる時代。取り返しのつかない事態を招く前にタレントを路上で走らせること、いやチャリティーマラソンの継続も検討する時期なのかもしれませんね」
複数報道によると、日本テレビは男性の行為を把握しつつも「警察と連携して警備体制を組んでいた」と、安全な番組作りに努めたことを主張しているようだ。
それでも起きてしまった今回の騒動。“来年”のランナーに警備の不安を持たせたことは違いない。