《捕まえてほしい。本当に気持ち悪い》
「ゴールに程近い距離になれば、沿道で応援する一般人も増えてくる。そんななか沿道にいた1人の中年男性の手がやす子さんに伸びました。伸びた先は彼女の胸……。肩などではなく、明らかにやす子さんの胸に触れていることが放送からわかりました」
《やす子ちゃんの胸触ったジジイいた?顔映ってるし、捕まえてほしい。本当に気持ち悪い》
これにはやす子のウエア問題以上の批判の声が相次いだ。「応援するつもりで、触れたのは偶然だった」などの“言い訳”があるのかもしれない。しかし触れたのは事実で、その場面は全国に放送されている。顔もハッキリと。“被害”は警察に届けることができるように思える。番組側に当日の警備体制についてと警察への相談など、今後の対応について問い合わせた。
「ランナーに向けて手を伸ばした方がいましたが、並走していたガードランナーが対応いたしました。警備に関しては所轄の警察と連携し警備体制を組んでおりました。またランナーと沿道の皆様の安全を守るため、当該エリアはロープを張ったうえで警備員を配置し、複数のガードランナーが並走しておりました」(日本テレビ広報部)
今回の“痴漢”についての今後の対応を再度尋ねるも、回答はなかった。実際に起こった性被害を考えれば、むしろそれこそが重要なのだが……。
今年の『24時間テレビ』の副題は『愛は地球を救うのか?』。例年のそれが疑問形になった。地球という大きな対象も結構だが、目の前の“事件”の被害者をまず救ってほしい。