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「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」(日本テレビ系)の記念すべき第100回が来年1月に放送予定。萩本欽一さんといえば、忘れてはならないのが欽ちゃんファミリー! “フツオ”こと長江健次さんは今、どうしてる? そして、萩本さんの忘れられない教え、思いとは―。笑える中にほろりとくる、まさに萩本イズムのお笑いのようなエピソードが満載でした!
「一番大将から嫌われているんじゃないかな」
『欽ドン!』の第2シーズンとして始まった『良い子悪い子普通の子』でフツオ役に抜擢された長江さん。現在は、歌あり笑いありのライブステージを届けるため、毎週のように日本各地を飛び回っている。
「5年くらい前に大将(萩本欽一さん)とお会いした際、僕の目をじっと見て、『おまえはダメ。目が汚れてる』って言われました(笑)。欽ちゃんファミリーの中で、僕が一番大将から嫌われているんじゃないかな」(長江さん、以下同)
自虐を込めて苦笑する。
「僕は関西人だったからウケたもん勝ちだと思っていた。僕みたいに前に出ようとするタイプを大将は嫌うんです。番組では大将の指導どおり演じていたけど、当時16歳の僕には理解できなくて悶々としていたところもあったんです。大将の有名な言葉に『聞いちゃダメ』というものがありますが、本当に教えてくれない。何度もリハーサルするのに答えがわからない。ヨシオ役の山口良一さんはリハーサルを免除されていたから、何度うらやましいと思ったか(笑)」