10月13日、右大腿骨上部の骨折で入院されていた美智子さまが仙洞御所(東京都港区)にお戻りになった。
「6日、美智子さまはお住まいの仙洞御所で転倒。右大腿骨上部の骨折と診断され、8日に手術を受けられました。まだ痛みはあるでしょうが、御所でリハビリを始められたそうです」(皇室担当記者)
美智子さまの骨折について
今回の美智子さまの骨折について、「『骨粗鬆症』という、骨が脆くなってしまう病気が背景にあると考えられる」としたうえで、足立慶友整形外科の北城雅照理事長は次のように解説する。
「今回のような骨折を避けるために、できることが3つあります。1つ目は、骨粗鬆症の治療。年に1度、骨密度を測ることで、骨粗鬆症の早期発見が期待できますし、早めの対処も可能になります。
2つ目は脚の筋力アップ。年齢を重ねるにつれ、上半身よりも下半身の筋肉が弱っていくので、日頃から適度な運動を行うことが大切です。
3つ目は、歩くときは杖をつくなど、転ばない環境をつくることです」
ここ20年、ご体調が優れない日々が続いている美智子さま。
「'05年に首の骨が神経を圧迫する『頸椎症性神経根症』、'19年には『乳がん』、
'22年は右ふくらはぎの静脈に血栓ができる『深部静脈血栓症』と診断されるなど、万全ではない状態が続いています。昨年公表したお誕生日文書では“3年以上にわたり、午後に少し熱が上がることがある”と明かされました」(皇室ジャーナリスト)
こうした美智子さまの現状を踏まえて「アメリカにいる“初孫”に動きがあるのではないか」と、このジャーナリストが続ける。
「小室眞子さんが緊急帰国するのではないかと囁かれているのです。ここ数年の美智子さまのご体調を鑑みると、残された時間は決して長くはないのかもしれません。上皇ご夫妻にとって眞子さんは初孫で、幼いころからずっと見守ってこられました。
夫の小室圭さんはニューヨーク州弁護士のお仕事が多忙で難しいでしょうが、現在は“専業主婦”とみられる眞子さんが単独帰国して、美智子さまを見舞うことは可能です。結婚以来、妹の佳子さまとも会っていないでしょうし、美智子さまがお元気でいらっしゃるうちに、眞子さんが“里帰り”する可能性は十分考えられると思います」