どんなプロジェクトかというと、
「長崎駅から徒歩10分ほどの場所にある広大な土地に、サッカースタジアムをはじめ、バスケットボールの試合やコンサートなどに利用できるアリーナ、ショッピングモール、ホテル、オフィスビルなどが集まる大型複合施設を建設するというものです。“福山プロデューサー”のもと、10月14日についに開業を迎えました」
気になるフリーライブのギャラ
10月13日には、『スタジアムシティ』のこけら落としとして、福山の“フリーライブ”が開催された。
「福山さんの提案でチケット代が“無料”になったんです。53万人以上の応募があり、当選した2万5000人を会場に招待しました。長崎県内の各地で行われたライブビューイングやアプリでの生配信の視聴者数を含めると、31万6000人がこのライブを楽しんだそうです」
ライブは『HELLO』からスタートして、多くのヒット曲を披露。生まれ変わった地元を大いに盛り上げた。
「実はこの場所でライブをするのは、福山さんが“最初で最後”ではないかといわれています。スタジアムは隣接するホテルからも見下ろすことができるので、逆に言うと“見えてしまう”ということ。そのため、アーティストの公演には不向きなのです」(地元局関係者、以下同)
地元のJリーグチームの本拠地ということもあり、
「スタジアムには天然芝が敷かれています。ライブを行うと、大勢の人が足を踏み入れますし、機材の搬入出などで芝が傷んでしまうことは避けられません。かといって、頻繁に芝の張り替えを行うのも難しいですからね……。今回の福山さんのフリーライブ後にも芝の張り替えが行われるのですが、かなりの費用がかかるんだとか」
ちなみにこのライブ、観客は無料だったけれど、まさか福山も……?
「『ランタンフェスティバル』は“ノーギャラ”でしたが、『スタジアムシティプロジェクト』に関しては、しっかりギャラは発生していますよ。ただ福山さんの献身的なPRのおかげで、支払った金額以上に経済効果があったのは間違いないでしょう」
福山にとって長崎は“最愛”の場所に違いない。