記者の訪問に当初は驚いていた加藤だったが、話をするうちに働くことになった経緯を明かしてくれた。
「お店のオーナーが夫の友人で、私も知り合って10年ほど。秋田の食材をPRできればと思っていたところにお声がけいただいた縁で、お手伝いをしているんです。お店では、秋田の日本酒などを置いてもらっています」
─過去に飲食店でアルバイトしたことは?
「初めてです! 小学生から芸能界にいるので、機会がなくて。でも、楽しいですよ。芸の肥やしになるというか。以前、喫茶店で働くお芝居をしたのですが、経験がないから“こんな感じかな”と想像しながら演じていました。でも、今は“こうやるんだ”とわかって、芸能の仕事や演技に生かせると感じています」
仕事を休んで育児に専念して“うつ”
─加藤さんだと気がついているお客さんもいた。
「料理を運ぶときにお客さんがスマホで《加藤夏希》と調べているのを見かけると“おぉ~調べてる、でも声はかけてこないんだ”と思ったりすることはあります(笑)」
─出産から半年もたっていないが、芸能活動に4人の育児と休む暇もないのでは?
「1人目を出産した際、仕事を長期間お休みしたんですが、育児をする日々を過ごす中で“うつ”っぽくなってしまって……。休みなく働いていたのに急に仕事をしなくなったことも大きかったと思います。そのため2人目も、3人目のときも、すぐに復帰するようにしたんです。フードファイターの三宅智子さんとはママ友で、一緒に大食いメニューを作るなどして、いい息抜きになっています」
─4人の子育ては想像を絶する大変さなはず。
「ねぇ!?(笑) でも、4人の子どもがいるママ友として、山田優ちゃんや市井紗耶香ちゃんとも仲がいいので、いろいろ相談しています」
“スーパー秋田美人”は、今や“スーパーママ”になっていた!